• "営農拠点施設"(/)
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  1. 陸前高田市議会 2015-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 陸前高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    平成27年  第1回 定例会        平成27年第1回陸前高田市議会定例会会議録議事日程第1号            平成27年2月25日(水曜日)午前10時開議日程第1         会期決定                              日程第2         会議録署名議員の指名                        日程第3         例月出納検査及び定期監査の結果報告                 日程第4         市長の施政方針演述                         日程第5         教育委員長教育行政方針演述                    日程第6  報告第1号  大陽漁港災害復旧工事及び大陽漁港整備工事変更請負契約に関する専決処             分の報告について                          日程第7  報告第2号  防災集団移転促進事業広田大野住宅団地整備工事変更請負契約に関する専             決処分の報告について                        日程第8  報告第3号  防災集団移転促進事業下沢住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処             分の報告について                          日程第9  議案第1号  人権擁護委員候補者の推薦について                  日程第10  議案第2号  市道路線の廃止について                       日程第11  議案第3号  市道路線の変更について                       日程第12  議案第4号  市道路線の認定について                       日程第13  議案第5号  陸前高田市コミュニティホール建設工事変更請負契約締結について   日程第14  議案第6号  防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事及び田谷住宅団地防災集団移転             関連道路整備工事変更請負契約締結について             日程第15  議案第7号  市立高田東中学校移転用地造成工事変更請負契約締結について     日程第16  議案第8号  権利の放棄について                         日程第17  議案第9号  損害賠償の額を定め和解することについて               日程第18  議案第10号  陸前高田市市民の森の指定管理者の指定について            日程第19  議案第11号  陸前高田市地域資源活用総合交流促進施設指定管理者の指定について  日程第20  議案第12号  平成26年度陸前高田市一般会計補正予算(第8号)           日程第21  議案第13号  平成26年度陸前高田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      日程第22  議案第14号  平成26年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   日程第23  議案第15号  平成26年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)   日程第24  議案第16号  平成26年度陸前高田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)     日程第25  議案第17号  平成26年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)    日程第26  議案第18号  平成26年度陸前高田市介護保険特別会計補正予算(第5号)       日程第27  議案第19号  平成26年度陸前高田市水道事業会計補正予算(第4号)         日程第28  議案第20号  陸前高田市部等設置条例の一部を改正する条例             日程第29  議案第21号  陸前高田市特別職報酬等審議会条例及び陸前高田市特別職の職員の給与並び             に旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例         日程第30  議案第22号  陸前高田市行政手続条例の一部を改正する条例             日程第31  議案第23号  陸前高田市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例       日程第32  議案第24号  東日本大震災の被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条             例                                 日程第33  議案第25号  陸前高田市介護保険条例の一部を改正する条例             日程第34  議案第26号  陸前高田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基             準を定める条例の一部を改正する条例                 日程第35  議案第27号  陸前高田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並             びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援             の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例         日程第36  議案第28号  陸前高田市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例 日程第37  議案第29号  陸前高田市道路占用料条例及び道路法等の適用を受けない公共用財産の管理             に関する条例の一部を改正する条例                  日程第38  議案第30号  陸前高田市公民館条例の一部を改正する条例              日程第39  議案第31号  陸前高田市消防本部及び消防署設置条例の一部を改正する条例      日程第40  議案第32号  陸前高田市教育長の休日及び休暇並びに職務に専念する義務の特例に関する             条例                                日程第41  議案第33号  陸前高田がんばっぺし応援基金条例                  日程第42  議案第34号  陸前高田市施設園芸等振興基金条例                  日程第43  議案第35号  陸前高田市市民交流プラザ条例                    日程第44  議案第36号  陸前高田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支             援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例日程第45  議案第37号  陸前高田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例日程第46  議案第38号  陸前高田市公共下水道区域外流入分担金条例              日程第47  議案第39号  陸前高田市消防防災センター設置条例                 日程第48  議案第40号  平成27年度陸前高田市一般会計予算                  日程第49  議案第41号  平成27年度陸前高田市下水道事業特別会計予算             日程第50  議案第42号  平成27年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算          日程第51  議案第43号  平成27年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算          日程第52  議案第44号  平成27年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算            日程第53  議案第45号  平成27年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算           日程第54  議案第46号  平成27年度陸前高田市介護保険特別会計予算              日程第55  議案第47号  平成27年度陸前高田市水道事業会計予算                日程第56  請願第1号  被災者生活再建支援制度の拡充について                    本日の会議に付した事件   ~議事日程第1号に同じ~出 席 議 員(18人)  議 長  伊 藤 明 彦 君          副議長  千 田 勝 治 君  1 番  伊 勢   純 君          2 番  鵜 浦 昌 也 君  3 番  菅 野   定 君          4 番  佐々木 一 義 君  5 番  大 坂   俊 君          6 番  菅 原   悟 君  7 番  松 田 信 之 君          8 番  大 坪 涼 子 君  9 番  清 水 幸 男 君          10番  菅 野 広 紀 君  11番  藤 倉 泰 治 君          12番  佐 藤 信 一 君  13番  菅 野   稔 君          14番  佐 竹   強 君  15番  及 川 修 一 君          16番  小 松   眞 君欠 席 議 員(0人)説明のため出席した者  市     長  戸 羽   太 君      副  市  長  久保田   崇 君  教 育 委 員 長  横 田 祐 佶 君      教  育  長  山 田 市 雄 君  監 査 委 員  伊 藤 恒 雄 君      理     事  菊 池 満 夫 君  企 画 部 長  蒲 生 琢 磨 君      総 務 部 長  須 賀 佐重喜 君  兼企画政策課長                 兼 総 務 課 長  兼 ま ちづくり                 兼選管事務局長  戦 略 室 長  民 生 部 長  菅 野 利 尚 君      農 林 水産部長  千 葉 徳 次 君  兼福祉事務所長                 (兼農林課長)  兼社会福祉課長  兼被災者支援室長  建 設 部 長  橋 本 英 雄 君      都 市 整備局長  山 田 壮 史 君  兼 建 設 課 長                (兼市街地整備課長)  兼 幹 線 道 路  対 策 室 長  復 興 対策局長  熊 谷 正 文 君      消  防  長  佐々木   誠 君 (兼事業推進室長)  教 育 次 長  大久保 裕 明 君      商 工 観光課長  村 上 幸 司 君 (兼生涯学習課長)  財 政 課 長  堺   伸 也 君      税 務 課 長  佐 藤 伯 一 君  防 災 対策室長  佐 藤 由 也 君      長 寿 社会課長  大和田 浩 之 君                          兼地域包括支援                          セ ン ター所長  健 康 推進課長  伊 藤 真 基 君      市 民 環境課長  大和田   正 君  水 産 課 長  平   立 身 君      市街地整備課主幹 伊 賀 浩 人 君  都 市 計画課長  阿 部   勝 君      水 道 事業所長  熊 谷 完 士 君  会 計 管 理 者  菅 野 道 弘 君      学 校 教育課長  伊 東 孝 志 君  (兼会計課長)  教育施設整備室長 中 山 雅 之 君      監査委員事務局長 岩 崎 利 行 君  農 委 事務局長  村 上 弘 人 君      消 防 本部次長  村 上 信 幸 君                          (兼消防署長)職務のため出席した議会事務局の職員  事 務 局 長  戸 羽 良 一        局 長 補 佐  千 葉 恭 一  主     任  佐々木 真 理    午前10時00分 開   会 ○議長(伊藤明彦君) これより平成27年第1回陸前高田市議会定例会を開会いたします。  出席議員は全員であります。 ○議長(伊藤明彦君) 直ちに本日の会議を開きます。 ○議長(伊藤明彦君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  報告事項は、お手元に配布いたしました議長事務報告のとおりであります。  なお、事務局長をして概要の説明をいたさせます。事務局長。 ◎事務局長(戸羽良一) 命によりまして、平成27年第1回臨時会閉会日の翌日であります平成27年1月21日以降の議長事務、諸般の事項につきまして、概要のご説明をいたします。  まず、議案の受理についてでありますが、今期定例会に市長から報告3件及び議案47件が提出され、これを受理しております。  次に、監査委員からの報告についてでありますが、平成26年12月及び平成27年1月執行の例月出納検査の結果並びに平成26年11月の定期監査の結果について、それぞれ報告がありました。  次に、請願の受理についてでありますが、別に配布した請願文書表のとおり、請願1件を受理しております。  次に、諸会議、要望等についてでありますが、1月22日には東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社に対する要望が盛岡市において行われ、議長、副議長、復興対策特別委員会委員長及び同副委員長が出席しております。  1月27日には、岩手県沿岸都市議会連絡会議研修会が大船渡市において開催され、議長及び副議長が出席しております。  1月31日には、岡田民主党代表の来市に際し、陸前高田市による要望が行われ、議長が出席しております。  2月2日には、岩手・宮城県際市長議会議長会と岩手・宮城県際選出県議会議員との懇談会が南三陸町において開催され、議長及び副議長が出席しております。  2月6日には、全国広域連携市議会協議会総会が東京都において開催され、議長が出席しております。  2月16日には、全員協議会及び復興対策特別委員会理事会を開催しております。  2月17日には、市議会議員共済会代議員会が東京都において開催され、議長が出席しております。  2月20日には、今期定例会の運営等について協議するため、議会運営委員会を開催しております。  次に、その他でありますが、2月9日から10日には教育民生常任委員会が宮城県石巻市及び多賀城市において行政視察を実施しております。  以上であります。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって諸般の報告を終わります。 ○議長(伊藤明彦君) これより議事に入ります。  本日の日程は、あらかじめお手元に配布いたしました議事日程第1号によります。 △日程第1 会期決定 ○議長(伊藤明彦君) 日程第1、会期決定を議題といたします。  本件に関し、議会運営委員会の報告を求めます。議会運営委員会委員長、佐竹強君。 (議会運営委員会委員長 佐竹強君登壇) ◎議会運営委員会委員長(佐竹強君) 議会運営委員会からの報告をいたします。  今期定例会の運営につきまして、去る2月20日、本委員会を招集し、協議いたしましたので、その概要を報告いたします。  今期定例会で審議いたします案件は、市長提出の報告3件及び議案47件、そして議長提出の請願1件であります。  また、一般質問の通告は8人の議員から、予告は4人の議員から受けております。  なお、会期中に市長から追加議案の提出も予定されております。  したがいまして、会議の進め方でありますが、第1日目の本日は、まず市長から平成27年度施政方針について、また教育委員長から平成27年度教育行政方針について、それぞれ所信表明を受けます。  次に、報告3件を議題とし、質疑を行います。  次に、議案第1号の人事案件を議題とし、提案理由の説明を受け、議事の順序を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第2号から議案第4号までの執行前提案3件については、一括議題とし、提案理由の説明を受け、委員会付託を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第5号から議案第9号までの執行前提案5件については、それぞれ議題とし、提案理由の説明を受け、委員会付託を省略し、審議、表決いたします。  次に、議案第10号から議案第47号までの執行前提案2件、補正予算案8件、条例案20件並びに新年度予算案8件の計38件につきましては、一括議題とし、提案理由の説明を受け、議長を除く全議員で構成する予算等特別委員会を設置し、本38件の議案審査を付託いたします。  次に、請願1件については、議事の順序を省略し、教育民生常任委員会に審査を付託し、散会といたします。  散会後、各常任委員会を開き、請願審査及び所管事務調査を行い、散会といたします。  各常任委員会散会後、議会広聴広報特別委員会広報小委員会を開き、付託事件審査を行い、散会といたします。  明2月26日から3月2日までは、休日及び議事の都合により休会といたします。  3日と4日は、それぞれ4人の議員による一般質問を行い、延会といたします。  4日の延会後、議会広聴広報特別委員会聴小委員会を開き、付託事件審査を行い、散会といたします。  5日は、4人の議員による一般質問を行い、これを終結し、散会といたします。  散会後、予算等特別委員会を招集し、正副委員長の互選を行い、散会といたします。  6日は、予算等特別委員会を開き、執行前提案、補正予算案及び条例案に係る議案審査を行い、これを終結し、散会といたします。  7日及び8日は、休日のため休会といたします。  9日は、本会議を開き、予算等特別委員会から執行前提案、補正予算案及び条例案に係る審査結果の報告を受け、表決いたします。  次に、追加議案が上程される予定であり、これを審議、表決します。  なお、補正予算案につきましては、提案理由の説明を受け、予算等特別委員会に審査を付託し、散会といたします。  引き続き、予算等特別委員会を開き、新年度予算案の審査を行い、散会といたします。  10日は、予算等特別委員会を開き、付託された新年度予算案の審査を行い、散会といたします。  散会後、議会広聴広報特別委員会聴小委員会を開き、付託事件審査を行い、散会といたします。  11日は、予算等特別委員会を開き、付託された新年度予算案及び補正予算案の審査を行い、これを終結し、同委員会を閉会といたします。  12日は、復興対策特別委員会を開き、付託事件調査を行い、散会といたします。  13日は、各常任委員会を開き、付託された請願の審査並びに所管事務調査を行い、散会といたします。  14日から16日までは、休日及び議事の都合により休会といたします。  17日は、本会議を開き、予算等特別委員会から審査結果の報告を受け、表決いたします。  次に、同日、追加議案が上程される予定でありますので、これを審議、表決いたします。  次に、常任委員会における請願審査が終了した場合、審査結果の報告を受け、採否を決します。  また、請願が採択され、委員会発議による意見書の提出があった場合及び各委員会等から発議があった場合には、提案理由の説明を受け、審議、表決いたします。  次に、議員派遣についてを議題とし、これを議決し、閉会といたします。  以上のことから、今期定例会の会期は、本日から3月17日までの21日間といたした次第であります。  各位の特段のご協力をお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今の議会運営委員会からの報告のとおり、今期定例会の会期は本日から3月17日までの21日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は本日から3月17日までの21日間と決定いたしました。 △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(伊藤明彦君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、6番、菅原悟君及び11番、藤倉泰治君を指名いたします。 △日程第3 例月出納検査及び定期監査の結果報告 ○議長(伊藤明彦君) 日程第3、例月出納検査及び定期監査の結果報告を行います。  事務報告の際にも申し上げましたように、本市監査委員から平成26年12月及び平成27年1月執行の例月出納検査の結果、平成26年11月実施の定期監査の結果について、お手元に配布いたしました報告書写しのとおり報告がありました。  以上をもって例月出納検査及び定期監査の結果報告を終わります。 △日程第4 市長の施政方針演述 ○議長(伊藤明彦君) 日程第4、市長の施政方針演述を行います。  市長から平成27年度施政方針につき、所信表明方の申し出があります。  よって、これを許します。市長。     (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) 本日ここに、平成27年第1回市議会定例会が開催されるにあたり、今後の市政運営並びに平成27年度の主要施策について、所信の一端を申し上げます。  東日本大震災の発生から間もなく5年目を迎えようとしています。  震災で犠牲となられた方々に改めて哀悼の誠を捧げるとともに、未だ行方がわからず探し続けておられるご家族のご心中をお察し申し上げる次第でございます。  また、今なお市内外で避難生活を続けておられる皆様に対しましても、心よりお見舞いを申し上げます。  そして、国内はもとより世界各国の皆様から継続的なご支援をいただいていることに対しまして、陸前高田市民を代表して心から感謝の意を表したいと思います。  私は、この度の市長選挙において、市民の皆様のご支持をいただき、再び市長として陸前高田市政のかじ取りを担うことになりました。改めて、市民の皆様の復興への想いと期待の大きさ、そして何よりも新たな陸前高田市を築くための礎となる重要な4年間を託された責任の重さに、身が引き締まる思いでございます。  また、私は8年間の「陸前高田市震災復興計画」を策定した者として、何としても最後までこの復興をなし遂げる責任があると思っております。その復興を一日も早く成し遂げるため、市民の皆さんの笑顔のため、そして震災によって亡くなられた方々の無念さをしっかりと受け止めながら、「海と緑と太陽との共生・海浜新都市」の創造を目指し、市民の皆様とともに歩んでいきたいと考えているところであります。  市政の運営にあたりましては、命を守り、生活と生業の再建を最優先に、一日も早い復興を目指し、市民みんなが助け合い、安全で災害に強いまちづくりを進め、震災復興計画に基づく施策の推進を基本姿勢としてまいりますので、市議会の皆様、市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。  国においては、昨年、地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服するため「まち・ひと・しごと創生法」を制定するとともに、今後5年間の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定し、若い世代の移住・定住・就労・結婚・子育ての希望の実現や「東京一極集中」の歯どめなどを基本的視野に、大胆な政策を中長期的な観点から強力に実行していくとしており、本市においても、復興事業を進めながら、地方版の総合戦略策定に取り組んでまいります。  また、復興事業の推進にあたっては、平成27年度末までとされている東日本大震災集中復興期間の今後について、被災地支援のあり方を見直す考えがあることが示され、支援する地域や事業の絞り込みについての言及もなされているところであります。被災地においては、ようやく復興事業が軌道に乗ったところであり、平成28年度以降に事業がずれ込むことが明確になっている現状を踏まえ、復興予算の確保や制度の拡充などについて、集中復興期間の延長とあわせ取り組んでいただくことを期待しているところであります。  このような中、今回の選挙におきましては、陸前高田市の一日も早い復興を成し遂げるため、市民の皆様に対しまして、5つのお約束をさせていただきました。  第1に、住まいの確保と生活再建に引き続き全力を挙げて取り組んでまいります。  仮設住宅団地への支援を継続し、災害公営住宅や新しい防集団地の早期整備と支援を進めるとともに、地元業者の営業再開や再建に対する支援を継続してまいります。  また、被災地域の土地利用計画については、各地区コミュニティ推進協議会と連携しながら取り組んでまいります。  第2に、市民のいのちと健康を守り、生活支援を進めてまいります。  地域医療を守るための医師確保対策や被災世帯の国保税の減免、小学校6年生までの子どもの医療費の無料化を継続するとともに、中学生までの範囲の拡大や窓口負担の軽減について検討してまいります。  また、県立高田病院の再建や保健福祉総合センターの整備により、高齢者などが安心して暮らせる地域づくりを進めてまいります。  第3に、世界に誇れる美しいまちを共につくってまいります。  3月に策定する「アクションプラン」に基づき、高齢者、障がいのある方、妊婦さん、外国人や子どもたちなど、すべての人が差別されることがなく、笑顔があふれる「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を進めるとともに、高齢者介護や授産施設で頑張っている人たちを支援する仕組みをつくり、バリアフリーの新市街地形成を目指します。  また、震災で犠牲になられた方々の追悼と鎮魂、後世への伝承、世界への情報発信体制の充実を図るため、高田松原地区への復興祈念公園や重点道の駅の整備促進と震災遺構の保存に努めてまいります。  第4に、人を育て、命と絆を守るまちを共につくってまいります。  避難マニュアル・避難所運営マニュアルを策定し、自主防災会の再編・強化を図るとともに、海岸保全施設や避難道路整備を促進し「ハナミズキの道」などわかりやすい避難路サインを設置してまいります。また、消防団員の処遇改善を図り、屯所再建など消防団活動の環境整備に努めます。  保育所・保育園、学童施設、小中学校の校舎・校庭の整備を促進し、子育て、教育環境整備の改善を図ります。  名古屋市をはじめとする全国の友好自治体や企業、NPO団体などと連携強化を図り、企業研修や教育旅行の誘致など、交流人口の拡大に努めてまいります。  第5に、活力あふれるまちを共につくってまいります。  基幹産業である第1次産業の活性化と所得の向上を図るため、新ブランド米「たかたのゆめ」の生産から販売・PRを積極的に進めるとともに、漁港の整備と広田湾漁協との連携強化により漁業環境の向上を図ります。林業振興については、森林資源の活用を研究し、自立し持続できる地域林業を目指してまいります。  また、ふるさと納税を再開し、陸前高田市の産物を全国にアピールしながら生産者の応援をしてまいります。  (仮称)一本松記念館と集客力のある新たな図書館を市民の皆さんと考え、新市街地に整備することで、訪問者・観光客の回遊を促進し、笑顔と賑わいのあるまちづくりを目指してまいります。  以上、今後4年間の基本的なまちづくりの方針について申し上げました。  次に、新年度予算の総括的な部分について、その概要を申し上げます。  平成27年度当初予算については、震災復興計画の5年目として、一日も早い復興を最優先課題とし、住宅の確保と生活再建の一層の加速化を図るとともに、生業の再生など活力あふれるまちづくりに取り組んでいくこととしております。  このことから、復旧・復興関連の事業が、131事業1,081億3,600万円となり、通常事業を含めた一般会計全体では、1,195億2,000万円で、前年度比は7.6パーセントの減でありますが、昨年、一昨年度に引き続き1,000億円を超える予算規模となったところであります。  また、6つの特別会計の合計額は、71億9,300万円と、国民健康保険事業や介護保険事業などの給付費や拠出金の伸びが見込まれたことから前年度比8.6パーセントの増となり、一般会計と特別会計を合わせた全会計の総額では、1,267億1,300万円で、前年度比6.8パーセントの減となったところであります。  次に、陸前高田市震災復興計画に掲げる6つの復興のまちづくりの基本方向に従い、主要施策について申し上げます。  第1に、「災害に強い安全なまちづくり」に係る諸施策についてであります。東日本大震災の津波により、防潮堤、河川水門及び河川堤防は甚大な被害を受けたところでありますが、この経験と津波防災、減災への教訓を謙虚に受け止め、再び人命や財産が失われることのない防災施設の整備が必要であります。  海岸保全施設については、高田地区海岸防潮堤工事及び気仙川河口水門整備を岩手県と連携を図りながら整備促進に取り組んでまいります。  津波防災施設については、高田北地区東区復興整備事業として、避難所等の機能を併せ持った総合交流センターの造成工事及び建築工事に着手してまいります。  地域防災対策については、検証報告書と現在、作成を進めている避難マニュアル等の内容を踏まえながら、災害対策基本法の改正や県の地域防災計画の見直しを反映させるため、本市の地域防災計画の見直しを図ってまいります。  消防の救援・救護体制については、消防防災センターを本市の安心・安全の拠りどころとして、迅速な消防救急体制を構築するとともに、消防職員・消防団員の更なる技能の向上を図りながら、安全を第一とする消防活動に努めてまいります。また、消防防災センターの機能を生かしながら、市民の防災に関する知識や技術の普及、防災意識の高揚のための教育・啓発活動にも努めてまいります。  消防活動の要となる救急車、消防車両については、更新整備を進めながら有事に際しての対応力を向上させ、市民生活の安心安全に努めてまいります。  消防団の活動拠点となる消防屯所については、順次高台に整備を図ってまいります。  災害に強い情報通信インフラの整備については、防災行政無線の放送内容をより伝わりやすくするために、アナログ電波からデジタル電波への更新を継続して取り組んでまいります。  新しく造成された住宅地に対しては、防災行政無線の放送が聞こえるか否かの調査を実施し、必要に応じて防災行政無線の子局の新設や移転、戸別受信機の貸与を行うとともに、放送内容を電話で確認できる「テレガイド」の導入を図り、防災行政無線の放送内容が適切に伝わるよう取り組んでまいります。  広田地区においては、災害公営住宅整備事業や防災集団移転促進事業等の高台移転地を含む地域で、高速インターネット接続を可能とする光ファイバー網の整備を進めてまいります。  自主防災組織については、リーダーなどを対象とした防災研修会を開催し、活動の活性化を図るとともに、新しくコミュニティが形成された地域や自主防災組織が設置されていない地域には、設置の支援を行ってまいります。  さらに、防災資機材の整備費に対し補助金の交付を継続し、防災備蓄倉庫の整備や備蓄品の充実を図ってまいります。  災害に強い道づくりについては、国道45号アップルロード交差点と高田地区の高台に整備される拠点エリアを浸水区域外のルートで直接結ぶ、道路整備に取り組んでまいります。  第2に、「快適で魅力のあるまちづくり」に係る諸施策についてであります。  被災した市街地については、高田地区・今泉地区の被災市街地復興土地区画整理事業において、地権者の皆様から土地利用の意向について、聞き取りを行ってきたところでありますが、平成27年度は移転先決定のための、仮換地の供覧及び仮換地の指定を進めてまいります。また、高台及びかさ上げ部の宅地整備を進め、高田地区の一部高台においては平成27年度半ばの供用開始を行うなど、被災した地権者の方々の住宅再建に向けて、事業を推進してまいります。  被災した住居地域については、高台への住宅団地整備工事が平成27年度内に完了する予定であり、引き続き、完成した住宅団地への入居を促進してまいります。また、移転元の用地取得や取得用地の管理を進めながら、防潮堤背後地の土地利用計画調査を引き続き行うとともに、策定された地域の土地利用計画に基づき土地の利活用に向け、地盤のかさ上げ工事や排水施設等の整備などに取り組んでまいります。  高田松原公園の整備については、平成25年度及び平成26年度に、有識者委員会において、基本計画の検討が進められたところであります。また、昨年10月31日には「東日本大震災からの復興の象徴となる、(仮称)国営追悼・祈念施設の設置について」閣議決定がなされ、平成27年度に事業化、基本設計に着手し、平成32年度末を目途に整備するとされているところでございます。引き続き国、県と協力しながら、復興祈念公園の具体的な整備に向けた検討を進めてまいります。  道路交通網については、災害時における円滑な避難活動や都市の活力を高める道路網の整備が必要であることから、引き続き整備促進を図ってまいります。  三陸縦貫自動車道の整備については、昨年3月に、高田道路が全線開通したところであり、平成23年度に事業化された唐桑北から陸前高田インターチェンジまでの区間では、用地取得等も進み、改築工事、橋梁工事及びトンネル工事等が順次着手されていることから、市内全線においての早期供用開始を目指します。  市道等の整備については、都市活動を支えるため、被災者のための高台移転事業にあわせた関連道路の整備とともに、災害時の円滑な避難を確保する防災道路網の整備に取り組んでまいります。また、橋梁の整備においては、気仙川上流への(仮称)今泉大橋の新設及び姉歯橋、誂石橋及び気仙大橋の復旧整備を促進します。  公共交通については、JR大船渡線の鉄路による早期全線復旧を、引き続き鉄道事業者に要請していくとともに、当面の代替交通としてのBRTについては、県立高田高校の再建に伴い、ダイヤの改正や新駅設置により、利用者の利便に供してまいります。  路線バスについては、引き続き、市民の利用実態の把握に努め、地域間幹線バスやBRTなどの幹線交通への接続性を向上させるとともに、乗り合いタクシーやデマンド交通実証運行の継続により、復興状況や地域の実情に応じた生活交通ネットワークの検討を図ってまいります。  第3に、「市民の暮らしが安定したまちづくり」に係る諸施策についてであります。  恒久的な住宅の確保については、災害公営住宅の整備を県と協力しながら引き続き推進してまいります。平成26年度には下和野地区をはじめ、水上団地、西下団地が完成し順次入居が開始されたところであり、柳沢前団地が完成間近となっております。平成27年度には、中田地区をはじめ3団地で完成が見込まれていることから、完成後、速やかに入居ができるよう努めてまいります。  また、自力再建者を対象に、市の独自支援として給水工事・道路整備工事等の支援事業を継続するとともに、市建設業協会との協働で専門的な見地から、被災者の住宅再建の相談に応じる場の提供にも努めてまいります。  既存の市営住宅については、今年度から指定管理者制度を導入し、適正な管理運営に努めます。  一般住宅については、引き続き、耐震診断、耐震改修に対する助成を行い、防災に強いまちづくりに努めるとともに、リフォーム助成を通じて、市内経済の活性化にも配慮してまいります。  水道事業については、安全で安心な水道水の安定的供給を図るため、施設の更新や適切な管理運営に努めるとともに、防災集団移転促進事業などの復興事業との整合を図りながら、配水管等の水道施設の整備を進めてまいります。  簡易水道については、平成26年度から着手した横田地区の拡張工事を継続して推進してまいります。  下水道事業については、高田地区及び今泉地区における土地区画整理事業と調整を図りながら、雨水排水路や汚水管渠などの整備を進めてまいります。また、気仙町長部地区の汚水管渠整備事業については、3月までに完了し、4月から供用開始する予定となっているほか、高田処理区における汚水管渠整備事業を進めてまいります。また、住宅再建等に伴う、下水道区域内外の水洗化を進めるために、下水道への接続に対する住宅再建等排水設備設置工事支援金のほか、各世帯の浄化槽設置に対する補助事業に、市独自の嵩上げ補助を引き続き継続してまいります。  高田保育所の再建については、安心で安全な保育環境を確保できる高台へ移転し、環境にも配慮した太陽光発電が利用できる施設とするほか、子育て相談ができる子育て支援センターや幼児教育等にも対応できる機能を併せ持った施設としての整備を進めてまいります。また、子ども子育て支援事業計画を策定し、誰もが安心して子どもを産み育てることができるよう、保育サービス等の確保・充実に努めてまいります。  地域医療については、県立高田病院は、気仙地区においても重要な医療機関であるとともに、一般病床による入院機能を備えた医療機関として、本設による早期建設を県に対して働きかけてまいります。併せて保健福祉総合センター、高齢者関連施設等の関係施設の集約化による保健医療福祉総合エリアの推進に努めてまいります。  広田診療所については、地域医療を確保するため、コミュニティ施設と合わせた総合的な整備を進めてまいります。  医療費助成については、扶助対象を小学6年生までとした子育て支援を継続するとともに、中学生までの拡大や窓口負担の軽減について検討してまいります。また、国民健康保険税については、震災による被災者の急激な負担への緩和措置として、引き続き、低所得世帯に対し減免を継続するとともに、国保世帯全体の負担軽減についても、検討を行ってまいります。  健康支援については、地域包括ケアアドバイザーの設置や市民の健康生活状況調査、健康相談員による仮設住宅等の家庭訪問や健康教室を実施し、精神的な不安解消を図りながら、健康保持に努めてまいります。  生活習慣病予防対策については、岩手医科大学と共同で実施する被災者健診と併せた特定健診、高齢者健診等による健診の勧奨を推進し、普及啓発を図りながら受診率向上に努めてまいります。  母子保健については、定期的な妊婦・乳幼児健診及び各種教室などの充実を図り、妊娠、出産、育児まで、安心して子どもが産める環境づくりに努めてまいります。  在宅医療については、多職種協働による保健・医療・介護・福祉のネットワークづくりをより強固なものとして、切れ目のないサービス提供の体制を構築し、在宅医療支援及び緩和ケアの充実に努めてまいります。  高齢者福祉については、高齢者等への生活援助サービスを充実するため、配食サービス、外出支援事業や軽度生活援助事業等に加え、在宅において重度要介護高齢者を介護している低所得世帯の経済的な負担を軽減するため、家族介護用品等支給事業を実施してまいります。また、ひとり暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯が増加する中で、地域での見守り活動、関係機関等との見守り協定等の連携により、事件、事故の未然防止に努めるとともに、認知症による徘回高齢者の初期捜査に有効なステッカーを配布するなど、迅速に保護できる体制づくりを進めてまいります。  東日本大震災における避難行動要支援者への支援状況を踏まえて、要支援者の名簿等の整備に努めており、災害時に実効性のある避難支援ができるよう、関係者の協力による避難支援体制の充実を図ってまいります。  障がい福祉ニーズの把握と福祉サービスの向上については、障がい者を中心としたワーキンググループなどによりニーズを把握し、満足のいく適切なサービスが提供されるよう努めてまいります。  自殺予防対策については、自殺のサインに気づき見守るゲートキーパーや、苦しみや悩みを聞き、孤独や不安を軽減させる手助けをする傾聴ボランティアを引き続き養成し、地域でできる支援体制を構築してまいります。  被災者の方々に対する住宅再建の支援については、岩手県や市の補助金制度の活用や住宅再建相談会等の各種相談会を通じ、より良い再建ができるよう相談支援体制の強化を図るとともに、新しい環境への適応を支援するため、見守りや地域との交流支援を行いながら、安心して暮らせる環境づくりに努めてまいります。  運動公園等の整備については、民間事業者との連携による新たな事業の展開を図るため、引き続き、官民連携手法の調査検討を進めてまいります。  第4に、「活力あふれるまちづくり」に係る諸施策についてであります。  被災農地及び農業用施設の復旧については、県と連携を図りながら一刻も早い営農再開を目指してまいります。広田、小友、下矢作地区においては、農地の集団化と生産性の向上のため区画整理事業によりほ場の大型化を進めていることから、農地中間管理事業を活用した農地集積を進めるとともに、意欲ある経営体の育成に取り組み、持続可能な強い農業の基盤を構築してまいります。  農業経営基盤の確立については、農業機械や生産資材の整備により、国や県の事業のほか市の単独事業を加え、的確な事業誘導を図り、農業者の自己負担の軽減を図ってまいります。  営農拠点施設、大規模園芸施設を最大限活用するため、営農指導体制の強化と新規就農者の育成体制の確立を進めるとともに、振興作物をはじめとする高収益園芸作物の栽培普及と遊休農地の活用を図りながら、土地利用型作物と園芸作物を組み合わせた高生産性農業への転換を進めてまいります。  新ブランド米「たかたのゆめ」については、消費者から評価をいただき、しっかり定着できるよう、品質、食味、安全の三位一体の取り組みを進めるとともに、生産量の拡大と栽培・流通体系の確立等一層の推進に努めてまいります。また、「北限のゆず」など、新たな特産品のブランド化や6次産業化への取り組みも併せて進めることで、農家の生産意欲の喚起と所得向上を図り、担い手の確保に努めてまいります。  鳥獣被害防止対策につきましては、電気柵の設置とあわせて、鳥獣被害対策実施隊による捕獲活動をさらに活発なものにし、被害防止に向けた取り組みを強化してまいります。  気仙スギをはじめとする地元木材の利用促進については、住宅建築の加速化に合わせ地元材活用への支援を行うとともに、供給体制の強化に向けた取り組みを支援してまいります。  森林整備については、適切な保育や間伐等を行い、災害防止、水資源の涵養等森林の持つ多面的な機能をフルに活用できるよう努めてまいります。  林業振興については、良質の用材の生産やバイオマス活用により、地域木材を有効利用し、関係業界の活性化をはかる流通ルートの確立をめざします。  経営基盤の整備については、林道の整備を引き続き促進するとともに、森林施業の集約化及び効率化の取り組みに対する支援を行ってまいります。  林業の担い手対策については、新規参入を促す事業モデルの構築に向けて検討を進めるとともに、新規参入者に対しては、資格取得に係る技能講習等受講料や林業機械購入などへの助成を行い、担い手の確保、育成に努めてまいります。  松くい虫被害対策については、被害木の効率的な駆除作業を進めるとともに、可能な松林については、積極的な樹種転換を図ります。  漁港等の整備については、漁業生産者の意向を踏まえ、安心で安全な生活再建と漁業活動の更なる向上に努めながら、早期の完成に向け、復旧工事を進めてまいります。  漁業再建については、養殖施設の利便性の向上と養殖水産物出荷の安全性を図るため、引き続き、関連する荷捌き施設や養殖作業保管施設等の早期整備を進めてまいります。  漁業者の安定した収入確保については、国のがんばる養殖復興支援事業を継続してまいります。また、アワビ等種苗生産施設及びさけ・ますふ化場の順調な稼働により、安定した水産資源の確保が見込まれることから、イシカゲガイ等の養殖水産物とあわせた広田湾産ブランドの普及定着を図りながら、広田半島大漁まつりや首都圏での物産販売や販路拡大の取り組みを支援してまいります。  担い手の育成確保対策については、若い世代の漁業離れを解消するために幼児及び市内小中学生を対象として、地元の水産資源を利用した生産活動や食育体験を通じて漁業の魅力を伝えるとともに、養殖漁業への新規参入者及び後継者に対して奨励金を支給するなどの支援を行ってまいります。  商工業の再建については、高田地区及び今泉地区の土地区画整理事業による新たな市街地への商店街整備について、商店や事業所の早期再建が図られるよう、県によるグループ補助金のほか、復旧事業費補助金や被災事業者復興支援事業費補助金を継続し、早期の商店街再生に向けた取り組みを進めます。また、物産の振興を図るため、産業まつりの開催やプレミアム商品券事業の推進、市外への販路拡大の取組を支援し、地場産品の消費拡大を図ってまいります。  産業の活性化については、就業の場の創出と雇用確保が必要であることから、緊急雇用創出事業による就業機会の創出に取り組むとともに、安定的な雇用が確保されるよう、雇用拡大奨励金の支給や求職者の資格取得支援などについて、ふるさとハローワークや関係団体と連携しながら、雇用対策に取り組んでまいります。  地場企業の再建支援や企業誘致の推進については、市がこれまで制度化してきた独自の誘致・再建支援施策と併せ、国や県が行う支援制度の活用推進を図ることにより、産業の基盤整備に努めてまいります。  観光の振興については、引き続き、被災地見学等の受け入れによる防災教育旅行や企業研修など観光誘客に取り組むと同時に、昨年、友好都市協定を締結した名古屋市をはじめ、本市を支援していただいている個別自治体や各種団体との様々な交流を通じて、さらなる交流人口の拡大を図ってまいります。また、「陸前高田市に来ないと食べられないご当地グルメ」の開発を推進し、観光誘客と併せて市内産品の消費拡大と知名度向上に努めてまいります。  「奇跡の一本松」については、多くの方々が訪れているところであり、平成27年度には、国道45号の整備に伴い、一本松への見学ルートが変更される予定であることから、引き続き、来訪者の安全性及び利便性の向上に努めてまいります。  情報発信については、時間の経過とともに、被災地がマスメディアで取り上げられる機会も減少しておりますが、震災の記憶を風化させないように、復興の状況はもとより、観光資源やイベントなど様々な情報を広報やホームページをはじめ、フェイスブック等のソーシャルネットワークを活用し、全国、海外に向けて広く発信してまいります。  第5に、「環境にやさしいまちづくり」に係る諸施策についてであります。  再生可能エネルギーの活用推進につきましては、太陽光や木質バイオマスなど再生可能エネルギーを利用した環境に優しいまちづくりを推進するため、一般家庭への導入支援制度を充実させるとともに、災害時に自給できるエネルギーの確保と市民意識の醸成を図ってまいります。  公共施設については、高田保育所や下矢作地区コミュティセンター等に太陽光発電及び蓄電設備を設置し、災害時においても一定のエネルギーを自給できる体制を整備してまいります。  放射性物質の調査につきましては、引き続き測定調査を実施するとともに、希望者には測定機器の貸出しを行い、継続的に放射性物質の監視と調査結果の公表を行ってまいります。  学校給食センター及び保育所給食につきましては、引き続き、定期的に放射性物質検査を実施し、安全安心な食事の提供を図ってまいります。  第6に、「協働で築くまちづくり」に係る諸施策についてであります。  被災者の住宅再建に伴う高台等への移転については、防災や福祉活動の基盤となるこれまでのコミュニティが継続できるよう配慮するとともに、地理的な条件や利便性を踏まえた調整についても、地域の話し合いを基本に検討し、コミュニティの再生を図ってまいります。  コミュニティ施設等の整備につきましては、高田北地区西区復興整備事業において進めているコミュニティホールが3月に完成することから、効率的な運営に努めてまいります。また、広田地区コミュニティセンターについても、施設の設計を進めるとともに、用地造成工事に着手し、診療所・消防屯所を含めた新たな防災拠点の整備を行ってまいります。  地区コミュニティセンターについては、必要に応じて施設の改修等を行い、利用者の利便向上と安全確保を図ってまいります。  各地区の自治会館については、引き続き、流失した施設に対する新築再建、防災や避難所に対応した増改築等に対する支援を行うとともに、新たな住宅団地内の集会施設等への新築につきましても支援を行ってまいります。  次に、今後の行財政運営について申し上げます。  市税の状況につきましては、被災した土地の固定資産税の減免の継続などにより震災前の状況にはまだ時間を要することから、納税貯蓄組合の活動支援やコンビニ収納の継続を図るなど、県内でもトップクラスの収納率を維持しながら、限られた財源を最大限に有効活用した各種事業の推進に努めてまいります。  市職員については、震災からの市民の復興を一日も早く成し遂げるため、職員一人ひとりが常に市民の目線に立ち、使命感と意欲を持って効率的で質の高い行政サービスを提供することが重要であることから、積極的に職員の意識改革と人材育成に取り組んでまいります。  さらに、復興事業の推進にあたっては、引き続き、県内さらには全国の自治体からのご支援による職員派遣のほか、復興庁や民間からの職員派遣を受けながら、職員の適正配置に努めてまいります。また、復興業務の増加や生活環境の変化等により、本市職員・派遣職員とも、精神的な負担が大きく、組織的なメンタルヘルス対策にも取り組んでまいります。  組織体制においては、震災の教訓を生かし、地域での津波防災教育や適切な避難行動を啓発し、洪水、土砂災害などの自然災害にも迅速に対応するため、新たに市長部局に「防災局」を設置し、これまで他部局にまたがっていた防災業務の一体化を推進することとし、消防本部・消防署とともに消防防災センター内に配置し、組織体制の強化を図る中で、より機動的な防災行政に努めることとしております。  また、新ブランド米「たかたのゆめ」の生産・販売を推進するため、農林水産部農林課内に「たかたのゆめ係」を設置することとしております。  さらに、防災集団移転促進事業等の推進にあわせ、被災跡地の利活用に向けて、復興対策局事業推進室に「土地利用係」を設置することとしております。  最後になりますが、本市は、今年で市制施行60周年を迎えます。本来であれば、先人が築き上げてきた弛まないご努力とご功績に敬意と感謝を申し上げるところでありますが、現在の状況にあっては、震災からの復興に邁進することをお誓い申し上げるのみであります。特に、震災から5年目を迎える本年は、震災復興計画の「復興展開期」2年目に入ることから、まさに「チャレンジの一年」と言える年になりますので、さらなる復興事業の進展と陸前高田市の未来を思い描くことができる年になるように、これまでの行政の枠から一歩抜け出たような事業にチャレンジしながら、更なる高みを目指してまいりたいと思っているところでございます。  市民の一人ひとりが将来への希望を持ち、夢を語り、そして笑顔があふれる陸前高田市をつくり上げることに全力を挙げて取り組んでまいります。  以上、市政運営の基本方針と新年度の主要施策の概要について申し上げました。  議員各位と市民の皆様のご理解とご協力を心からお願いを申し上げまして、私の所信といたします。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって市長の施政方針演述を終わります。
    ○議長(伊藤明彦君) この際、暫時休憩いたします。休憩時間は10分程度といたします。    午前10時57分 休   憩    午前11時05分 再   開 ○議長(伊藤明彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第5 教育委員長教育行政方針演述 ○議長(伊藤明彦君) 日程第5、教育委員長教育行政方針演述を行います。  教育委員長から平成27年度教育行政方針につき、所信表明方の申し出があります。  よって、これを許します。教育委員長。   (教育委員長 横田祐佶君登壇) ◎教育委員長(横田祐佶君) 平成27年第1回市議会定例会の開会にあたり、教育行政施策について所信の一端を申し上げます。  東日本大震災から、間もなく5年目を迎えようとしております。  震災後、学校教育・生涯学習の両面に渡り、環境の整備について努めるとともに、子どもたちの心のケアについて重点的に取り組んでまいりました。しかしながら、子どもたちの安心・安全に関しましては、依然として厳しい状況が続いており、今後とも教育行政の重点課題として取り組むことが大切であると認識しているところであります。  このような状況の中、平成27年度の教育行政におきましては「郷土で学び夢を拓く、心豊かでたくましい人づくり」を基本目標に、市民一人ひとりが震災を乗り越え、夢と希望を持って将来に向かっていくために、生涯を通じて創造的に学び続けることができるような学習環境の整備と、市民の皆さんが生き生きと活動し、生きがいを見いだせるような生涯学習施策や事業を展開していくことが、教育委員会、学校、そして地域の使命かつ責務であるということを強く感じております。  以下、平成27年度の教育施策の大要について申し述べます。  第1に、学校教育の推進についてであります。  本市教育目標を受けまして、「震災復興の基本理念」及び「いわて復興教育の理念」のもと、「知育・徳育・体育をバランスよく育成すること」、「心のケア、就学支援の充実」、「防災教育、キャリア教育の推進」、「特別支援教育、就学前教育の推進」、「小中学校の連携及び学校・家庭・地域の連携の強化」、「小中学校の安全と教育環境の整備」に引き続き取り組んでまいります。  まず、「知育・徳育・体育をバランスよく育成すること」についてであります。  確かな学力の育成につきましては、子ども一人ひとりが、生涯に渡り力強く生きていく基盤となる、基礎的・基本的な知識や技能の習得を進め、思考力・判断力・表現力を育成し、学習習慣の定着を図るため、市内全小中学校が、学力向上アクションプランに基づいた具体的目標を共有し、諸調査などを活かしながら児童生徒への理解を深め、個に応じたきめ細やかな指導を行い、授業改善により確かな学力の定着に努めてまいります。  確かな学力の育成には、家庭教育や学習習慣の形成が大切であることから、学校と家庭の協力関係の構築に努めるとともに、子どもたちの夜間・休日の貴重な自学自習の場としての「学びの部屋」の活動を支援してまいります。  また、将来のまちづくりを担う子どもたちに、国際的視野を醸成するため、小中学校の国際交流活動支援をはじめ、英語検定の奨励、英語力向上に向けた学習の場となる「英語の部屋」の継続、外国語指導助手の活用など、系統的な外国語活動のさらなる充実を図ってまいります。  豊かな心の育成につきましては、震災の教訓を決して風化させることなく、体験から学んだことを生かしながら、生命の大切さ、思いやりの心、家族の絆、人々への感謝、郷土を愛する心を育成するための道徳教育の充実に努めてまいります。  特にも、特別活動、ボランティア活動などの体験活動を通じ、自己の生き方や様々な人々とのかかわりを大切にし、支援に対する感謝の念を忘れない心と態度を育ててまいります。  さらに、いじめや学校不適応など、生徒指導上の問題につきましては、学校・家庭・関係機関との連絡・連携体制を密にとりながら、早期発見・早期対応ができる支援体制の充実に努めてまいります。  また、運動に親しみながら体力の向上を図り、健やかな身体を育成するため、諸調査の活用や効果的な運動プログラムによる取組を継続するとともに、学校生活における運動や遊びを奨励し、基本的な生活習慣の形成に努めてまいります。  さらに、学校給食におきましても、より安全・安心な給食を提供するとともに、「食」の重要性を認識しながら、子どもたちの望ましい食習慣の育成を図るための食育を推進してまいります。  次に、「心のケア、就学支援の充実」についてであります。  心のケアにつきましては、震災によるストレスを抱える子どもたちが、安心して学校生活を送ることができるよう、継続的なサポートを続けてまいりました。今後も教育相談員やスクールカウンセラーの配置等、きめ細やかな心のサポートを継続してまいります。  特に、被災により就学困難となった子どもたちに対しましては、将来にわたって安心して学ぶことができるようにするため、「子どもの学び基金」や「いわての学び希望基金」による生活支援や就学援助を引き続き推進してまいります。  次に、「防災教育、キャリア教育の充実」についてであります。  防災教育教材の充実や、指導内容の改善を図りながら、震災を風化させず、確かに語り継ぐ防災教育を推進するとともに復興に向け努力する地元の様々な方々の思いや生き様に直接触れられるような職場体験の機会を拡充し、郷土愛や、郷土の復興に進んで関わろうという態度の育成に努め、同時に、他地域での職場体験の機会を設定し、将来のまちづくりを担う子どもたちの視野を広げることにも意を用いてまいります。さらに、市長と児童の語る会等の開催により、子ども達がこれからのまちづくりについて主体的に考え、発信していくことができる場を設定してまいります。  次に、「特別支援教育及び就学前教育の充実」についてであります。  特別支援教育につきましては、「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」の具現化に向け、子ども一人ひとりの障がいの状況に応じた適切な支援と体制の整備により、すべての子ども達が分け隔てなく生き生きと学校生活を送ることができるよう努めてまいります。また、関係機関との連携を図りながら、就学前及び入学後の就学相談、就学支援を継続するとともに、学校の実情に応じた指導補助員の配置、学級・学校間の交流学習など、きめ細やかな対応を図ってまいります。  就学前教育につきましては、幼児期が生涯にわたる人格形成の基盤を培う大事な時期であることを認識し、関係機関等と連携を取りながら幼児期の教育の在り方について方向付け、その充実に努めてまいります。  次に、「小中学校の連携及び学校・家庭・地域の連携の強化」についてであります。子どもの心の状態や発達段階、学びの連続性を考慮した教育の充実のために、小中学校の連携を強化し、目指す子ども像を共有し、児童生徒への理解を深め、9年間を見通した一貫した教育活動の実践を推進してまいります。  学校・家庭・地域の連携につきましては、それぞれが一体となって取り組むことで、子どもたちも地域も元気になり、学校教育の効果と地域の教育力を相乗的に高めていくとの認識の下、各々の役割を明確にしながら、協働的取り組みを推進してまいります。  次に、「小中学校の安全と教育環境の整備」についてであります。小中学校の安全の確保では、通学の安全性や利便性の確保のために、引き続きスクールバスの運行支援を行うとともに、関係機関と連携した、通学路の危険箇所の改善及び安全指導の徹底を図ってまいります。  教育環境の充実は、これまで校舎、体育館等の災害復旧、仮設グラウンド整備を進め、通常の教育活動ができるように努めてまいりましたが、特にも平成27年度からは、新築移転の小中学校の整備が本格的に進むこととなります。統合新設した高田東中学校につきましては、現在造成工事が進行しているところであり、早期に建物の建築工事に着手してまいりたいと考えております。今泉地区の高台移転となる気仙小学校につきましては、敷地造成工事の進捗状況を捉えながら、施設の基本設計を実施してまいります。  同じく高台に移転予定の高田小学校につきましては、基本構想を策定し設計準備を行ってまいります。  また、既存の小中学校においても、今後とも環境整備に努めるとともに、体育活動等を支援する事業についても引き続き実施してまいります。  学校の防災機能の強化につきましては、これまで緊急地震速報受信システムや太陽光発電設備、防災備蓄倉庫等の整備を図ってきたところでありますが、緊急時に避難所としての機能が十分に果たされるよう、引き続き効果的な運用、整備に努めてまいります。  なお、学校の適正規模化につきましては、震災後に一部見直しを行った計画に基づき、小学校は、1町1小学校を維持しながら、中学校については、東西2校体制への移行に向け、継続した協議を行っているところであります。今後ともPTAや学校、地域の方々と諸課題を共有し、話し合いを十分に重ねながら推進してまいります。  第2に、生涯学習の推進についてであります。  変化の激しい社会を生き抜く力を育み、一人ひとりが生涯にわたって能動的に学び続け、その成果を生かすことが可能な生涯学習社会を目指していくために、生涯学習推進本部を中心に関係機関、団体等と連携・協力を図りながら情報の提供や学習機会の充実、地域人材の育成、環境整備に努めてまいります。  特にも、子どもたちの基本的な生活習慣の確立や様々な体験活動の充実に向け学校、家庭及び地域が連携し「地域全体で子どもを育む環境づくり」を目指す必要があることから、地域活動や地域住民の学習・交流機会を設け、地域のつながり・絆を強化してまいります。  被災した社会教育施設の再整備につきましては、市民会館、中央公民館、博物館の再整備を行うこととし、複合方法や利便性の向上等に向けた基本構想を策定し、今後の設計につなげてまいります。  また、図書館につきましては、便利で活気ある魅力的な中心市街地の再生に向け、民間商業施設内への設置を検討しており、今後、市民との意見交換や事業者との調整を図り、早期再整備に向けた取り組みを推進してまいります。  公民館事業については、地区公民館との連携をより一層深め、交流の場、地域コミュ二ティ形成の場であるとともに地域の課題解決のための学習の場でもある「成人教室」や「高齢者教室」の企画を充実させ、地域社会の活性化に努めてまいります。  また、市民の自発的な学習意欲やニーズの把握に努め、「乳幼児学級」や「市民講座」など、年齢層に応じた学習会を引き続き開設し、健康で心豊かに過ごせるような企画を講じてまいります。  図書館事業については、仮設図書館及び移動図書館を軸に、テーマ別や季節に応じた企画を通して、趣味・興味を喚起し、利用者の増加を図るとともに、ITシステムを活用し県内外の図書館との連携による利便性向上に努めてまいります。  また、図書資料の整備、充実を図るとともに、郷土資料や東日本大震災関連書籍の収集にも引き続き力を入れてまいります。  博物館事業については、救出された資料の安定化処理を専門機関との連携を図りながら継続するとともに、処理の終了した資料についての抜本修復を行います。併せて、本市の文化的財産の安定的保存に向けた環境の整備にも取り組みます。  さらに、出前博物館などの教育普及事業を行い、学習支援を展開するとともに、被災資料の保存修復の取り組みを広く市民に周知しながら啓発活動の充実にも取り組んでまいります。  スポーツの推進については、小中学校の体育館や、市内に整備された仮設グラウンドを活用し、引き続き市民がスポーツに親しむ機会や場の提供に努めてまいります。  また、市民スポーツの推進のため、市体育協会等が開催する大会を支援するとともに、市民総参加型のイベントとなっているチャレンジデーをはじめ、スポーツ推進の機運醸成が図られる事業の開催に向け取り組んでまいります。  平成28年に開催される「希望郷いわて国体」では、デモンストレーション競技ビーチバレーボール大会の開催に向け、実行委員会を中心として、震災復興のシンボルとすべく一層取り組みを強化してまいります。  被災した体育館と海洋センターの機能をあわせ持つ(仮称)総合交流センターについてでありますが、現在造成工事が進行中であり、年内には建物工事に着手し、早期に利用が図られるよう計画を進めてまいります。  芸術文化の振興については、各種芸術文化団体等の協力の下、市民芸術祭を継承開催するとともに、各種団体等の活動への支援を行うことにより、より一層の芸術文化の振興に取り組んでまいります。  文化財の保存活用につきましては、「気づき」、「つたえ」、「活かす」をキーワードに、中沢浜歴史防災公園の整備や吉田家住宅の復元への取り組みを進めるとともに、伝統芸能の継承を支援し、併せて、県教育委員会の支援を受けながら、復興に係る埋蔵文化財の調査体制の強化を図り、迅速な発掘調査を行い、埋蔵文化財の周知と発掘調査への理解に努めてまいります。  以上、平成27年度の施策の大要について述べましたが、教育委員会といたしましては、教育の充実に向け、環境整備に努め関係機関と連携し、施策の推進に全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。  議員の皆様の一層のご理解、ご協力と市民の皆様の積極的な参画を心からお願い申し上げまして、私の所信といたします。  ご清聴ありがとうございました。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって教育委員長教育行政方針演述を終わります。 △日程第6 報告第1号 大陽漁港災害復旧工事及び大陽漁港整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告について ○議長(伊藤明彦君) 日程第6、報告第1号、大陽漁港災害復旧工事及び大陽漁港整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎農林水産部長(千葉徳次君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 農林水産部長。   (農林水産部長 千葉徳次君登壇) ◎農林水産部長(千葉徳次君) 議案つづりの1ページをお開き願います。ただ今議題となりました報告第1号、大陽漁港災害復旧工事及び大陽漁港整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告につきまして、命により農林水産部長からご説明いたします。  この工事につきましては、平成25年7月に議会の議決をいただき、大陽漁港災害復旧工事及び大陽漁港整備工事の請負契約を締結し、施工したところでありますが、復旧工事の一部設計変更に伴う請負契約の変更について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次に、専決処分の内容についてご説明いたしますので、2ページをお開き願います。陸前高田市専決第2号、専決処分書であります。1、工事名は、大陽漁港災害復旧工事陽漁港整備工事。2、工事場所は、陸前高田市広田町字大陽里地先ほか。3、請負者は、株式会社佐賀組であります。4、変更内容ですが、変更前の契約金額5億8,380万円を997万5,000円増額し、変更後の契約金額を5億9,377万5,000円としたものであります。内訳でありますが、大陽漁港災害復旧工事の変更前1億3,415万100円を、変更後1億4,412万5,100円としたものであります。  主な変更理由でありますが、現場精査による既設構造物のコンクリート取り壊し及び処理費の増等によるものであります。  以上で報告第1号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって報告第1号、大陽漁港災害復旧工事及び大陽漁港整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告についての議事を終わります。 △日程第7 報告第2号 防災集団移転促進事業広田大野住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告について ○議長(伊藤明彦君) 日程第7、報告第2号、防災集団移転促進事業広田大野住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎復興対策局長(熊谷正文君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 復興対策局長。   (復興対策局長 熊谷正文君登壇) ◎復興対策局長(熊谷正文君) 議案つづりの3ページをお開き願います。ただ今議題となりました報告第2号、防災集団移転促進事業広田大野住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告につきまして、命により復興対策局長からご説明いたします。  この整備工事につきましては、平成25年10月及び平成26年12月に議会の議決をいただき、工事請負契約及び変更請負契約を締結し、施工してきたところでありますが、一部設計変更が生じ、請負契約の変更について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次に、専決処分の内容につきましてご説明いたしますので、4ページをお開き願います。陸前高田市専決第1号、専決処分書であります。1、工事名は、防災集団移転促進事業広田大野住宅団地整備工事。2、工事場所は、陸前高田市広田町字前花貝地内ほか。3、請負者は、株式会社奥村組・株式会社戸建経常建設共同企業体であります。4、変更内容でありますが、変更前の契約金額8億7,489万2,880円を908万4,960円増額し、変更後の契約金額を8億8,397万7,840円としたものであります。  主な変更理由でありますが、現場従事者の宿泊費の確定によるものであります。  以上で報告第2号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって報告第2号、防災集団移転促進事業広田大野住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告についての議事を終わります。 △日程第8 報告第3号 防災集団移転促進事業下沢住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告について ○議長(伊藤明彦君) 日程第8、報告第3号、防災集団移転促進事業下沢住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎復興対策局長(熊谷正文君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 復興対策局長。   (復興対策局長 熊谷正文君登壇) ◎復興対策局長(熊谷正文君) 議案つづりの5ページをお開き願います。ただ今議題となりました報告第3号、防災集団移転促進事業下沢住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告につきまして、命により復興対策局長からご説明いたします。  この整備工事につきましては、平成25年11月及び平成26年12月に議会の議決をいただき、工事請負契約及び変更請負契約を締結し、施工してきたところでありますが、一部設計変更が生じ、請負契約の変更について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次に、専決処分の内容につきましてご説明いたしますので、6ページをお開き願います。陸前高田市専決第3号、専決処分書であります。1、工事名は、防災集団移転促進事業下沢住宅団地整備工事。2、工事場所は、陸前高田市竹駒町字滝の里地内。3、請負者は、かねまつ・横田経常共同企業体であります。4、変更内容でありますが、変更前の契約金額2億5,635万5,280円を53万7,840円減額し、変更後の契約金額を2億5,581万7,440円としたものであります。  主な変更理由でありますが、現場精査によるものであります。  以上で報告第3号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) 以上をもって報告第3号、防災集団移転促進事業下沢住宅団地整備工事変更請負契約に関する専決処分の報告についての議事を終わります。 △日程第9 議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(伊藤明彦君) 日程第9、議案第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 市長。     (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) ただ今議題となりました議案第1号、人権擁護委員候補者の推薦につきまして、提案理由のご説明をいたします。  議案つづりの1の1ページをお開き願います。本件は、人権擁護委員候補者の推薦について、人権擁護委員法の定めるところにより、議会の意見を求めようとするものでございます。  本市の人権擁護委員は、現在7人となっておりますが、このうちの1人の任期が本年6月30日をもって満了するので、その後任の候補者として佐々木善仁氏を推薦しようとしてご提案するものでございます。  1の2ページをお開き願います。佐々木善仁氏は、参考資料の経歴書のとおり、広田町に在住でございまして、昭和50年3月に岩手大学教育学部を卒業後、平成23年3月まで岩手県教員として勤務されております。  この間、平成7年4月、山田町轟木小学校教頭を経て、平成16年4月から大東町立京津畑小学校校長、平成18年4月から陸前高田市立矢作小学校の校長として、また平成20年4月からは陸前高田市立広田小学校の校長として勤務され、平成23年3月に定年退職されたところであり、平成23年4月から気仙地区不登校・ひきこもり親の会事務局長、平成23年11月から市民団体、教育支援チームまつ副代表、平成25年12月から民生委員、児童委員を務められているところでございます。  以上申し上げましたとおり、佐々木善仁氏は人格、識見ともすぐれた方でございますので、人権擁護委員候補者として適任と存じますので、ご推薦申し上げる次第でございます。  よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由のご説明といたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  議案第1号は、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今議題となっております議案第1号、人権擁護委員候補者の推薦については、「異議がない」という意見を付すことにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は「異議がない」と意見を付すことに決しました。 △日程第10 議案第2号 市道路線の廃止について △日程第11 議案第3号 市道路線の変更について △日程第12 議案第4号 市道路線の認定について ○議長(伊藤明彦君) 日程第10、議案第2号、市道路線の廃止についてから日程第12、議案第4号、市道路線の認定についてまでの議案3件を一括して議題といたします。  本3件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(橋本英雄君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 建設部長。    (建設部長 橋本英雄君登壇) ◎建設部長(橋本英雄君) ただ今議題となりました議案第2号、市道路線の廃止についてから議案第4号、市道路線の認定についてまでの議案3件につきまして、命により建設部長からご説明いたします。  議案つづりの2の1ページをお開き願います。初めに、議案第2号、市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止しようとする路線、整理番号3220、中和野16号線、整理番号3298、鳴石相川線は、三陸沿岸道路高田道路の供用開始に伴い、国、市の管理区分協議が調いましたことから廃止をしようとするものであります。整理番号5135、中井1号線は、今泉地区土地区画整理事業区域に隣接し、新たな区画街路が建設されることから廃止をしようとするものであります。  2の2ページから2の4ページは、市道路線廃止位置図でありますが、お目通しをお願いいたします。  次に、議案つづりの3の1ページをお開き願います。議案第3号、市道路線の変更についてでありますが、今回変更しようとする路線、整理番号3053、佐野8号線、整理番号3054、佐野9号線、整理番号3058、高畑4号線及び整理番号3322、相川12号線は、三陸沿岸道路高田道路の供用開始に伴い、国、市の管理区分協議が調いましたことから、路線延長、起点及び終点を変更しようとするものであります。整理番号3318、相川8号線及び3の2ページをお開き願います。整理番号3373、細根沢4号線は、宅地造成等に伴い、路線の一部が民有地に含まれていたことから、路線延長、起点及び終点を変更しようとするものであります。  3の3ページから3の8ページは、市道路線変更位置図でありますが、お目通しをお願いいたします。  次に、議案つづりの4の1ページをお開き願います。議案第4号、市道路線の認定についてでありますが、今回認定しようとする路線、整理番号1329、田谷団地1号線、整理番号1330、田谷団地2号線、整理番号1331、雲南茂里花線、整理番号1332、茂里花団地線、整理番号2214、後谷地4号線、整理番号2215、柳沢団地線は、防災集団移転促進事業及び防災集団移転関連道路整備事業により整備される路線を新たに市道として認定しようとするものであります。整理番号1333、寺長根1号線、整理番号2213、和方8号線、整理番号2216、茗荷7号線は、陸前高田市住宅再建関連道路買い取り事業及び陸前高田市住宅再建道路工事支援事業により整備される路線を新たに市道として認定しようとするものであります。整理番号3698、相川18号線、整理番号3699、相川19号線、4の2ページをお開き願います。整理番号3700、大隅9号線、整理番号3701、大隅10号線及び整理番号3702、高畑10号線は、三陸沿岸道路高田道路の供用開始に伴い、国、市の管理区分協議が調いましたことから、新たに市道として認定しようとするものであります。整理番号3703、大隅11号線、整理番号3704、大隅12号線、整理番号3705、西和野6号線、整理番号3706、山苗代6号線及び整理番号3707、山苗代7号線は、陸前高田市住宅再建道路工事支援事業により整備される路線を新たに市道として認定しようとするものであります。  4の3ページから4の15ページは、市道路線認定位置図でありますが、お目通しをお願いいたします。  以上で議案第2号から議案第4号までの議案3件につきまして説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今議題となっております議案第2号から議案第4号までの議案3件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本3件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第2号、市道路線の廃止についてから議案第4号、市道路線の認定についてまでの議案3件を一括して採決いたします。  本3件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本3件は原案のとおり可決されました。 ○議長(伊藤明彦君) この際、午後1時まで休憩いたします。    午前11時52分 休   憩    午後 1時00分 再   開 ○議長(伊藤明彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩前の議事を継続いたします。 △日程第13 議案第5号 陸前高田市コミュニティホール建設工事変更請負契約締結について ○議長(伊藤明彦君) 日程第13、議案第5号、陸前高田市コミュニティホール建設工事変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎企画部長(蒲生琢磨君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 企画部長。    (企画部長 蒲生琢磨君登壇) ◎企画部長(蒲生琢磨君) 議案つづりの5の1ページをお開き願います。ただ今議題となりました議案第5号、陸前高田市コミュニティホール建設工事変更請負契約締結につきまして、命により企画部長からご説明いたします。  提案理由でありますが、陸前高田市コミュニティホール建設工事変更請負契約を締結しようとして提案するものであります。  この建設工事につきましては、平成25年11月に議会の議決を得て工事請負契約を締結し、また平成26年7月には人員不足等により、平成26年10月17日までの工期を平成27年3月25日までとする工期延長に伴う変更請負契約を締結し、施工したところでありますが、今般建設工事に一部設計変更が生じたことから、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  1、工事名は、陸前高田市コミュニティホール建設工事。2、工事場所は、陸前高田市高田町字栃ケ沢地内。3、請負者は、佐武・菱和経常建設共同企業体。4、変更内容ですが、変更前の契約金額14億2,020万円を6,124万2,480円増額し、変更後の契約金額を14億8,144万2,480円とするものであります。  次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、5の2ページをお開き願います。議案第5号説明資料、変更概要であります。1、工事内容でありますが、(1)、駐輪場の追加及び舗床の変更。(2)、受変電設備の仕様の変更。(3)、津波復興拠点整備事業高田北地区(西区)内の街路灯の設置計画が定まったことに伴う外灯器具の仕様及び数量の変更。(4)、多目的ホール内の騒音対策に伴うダクトサイレンサーの仕様変更及び消音器具の追加。(5)、作業員確保に伴う宿泊費等の増であります。  以上で議案第5号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今議題となっております議案第5号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第5号、陸前高田市コミュニティホール建設工事変更請負契約締結についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第14 議案第6号 防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事及び田谷住宅団地防災集団移転関連道路整備工事変更請負契約締結について ○議長(伊藤明彦君) 日程第14、議案第6号、防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事及び田谷住宅団地防災集団移転関連道路整備工事変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎復興対策局長(熊谷正文君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 復興対策局長。   (復興対策局長 熊谷正文君登壇) ◎復興対策局長(熊谷正文君) 議案つづりの6の1ページをお開き願います。ただ今議題となりました議案第6号、防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事及び田谷住宅団地防災集団移転関連道路整備工事変更請負契約締結につきまして、命により復興対策局長からご説明いたします。  提案理由でありますが、防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事及び田谷住宅団地防災集団移転関連道路整備工事変更請負契約を締結しようとするものであります。  この整備工事につきましては、平成25年11月及び平成27年1月に議会の議決をいただき、工事請負契約及び変更請負契約を締結し、施工してきたところでありますが、今般整備工事に一部設計変更が生じ、請負契約の一部を変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  1、工事名は、防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事田谷住宅団地防災集団移転関連道路整備工事。2、工事場所は、陸前高田市広田町字羽根穴地内ほか。3、請負者は、佐武・菱和経常建設共同企業体であります。4、変更内容でありますが、変更前の契約金額19億9,414万5,480円を3,504万8,160円増額し、変更後の契約金額20億2,919万3,640円にしようとするものであります。内訳でありますが、防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事につきましては、変更はございません。田谷住宅団地防災集団移転関連道路整備工事の変更前が1億7,989万6,680円を変更後2億1,494万4,840円にしようとするものであります。  次に、変更の概要についてご説明いたしますので、6の2ページをお開き願います。議案第6号説明資料、変更概要であります。1、工事変更内容でありますが、宅地造成に伴う残土の搬出先の見直しによる残土処理工事の変更であります。  以上で議案第6号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今議題となっております議案第6号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第6号、防災集団移転促進事業田谷住宅団地整備工事及び田谷住宅団地防災集団移転関連道路整備工事変更請負契約締結についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第15 議案第7号 市立高田東中学校移転用地造成工事変更請負契約締結について ○議長(伊藤明彦君) 日程第15、議案第7号、市立高田東中学校移転用地造成工事変更請負契約締結についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎教育次長(大久保裕明君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 教育次長。   (教育次長 大久保裕明君登壇) ◎教育次長(大久保裕明君) 議案つづりの7の1ページをお開き願います。ただ今議題となりました議案第7号、市立高田東中学校移転用地造成工事変更請負契約締結につきまして、命により教育次長からご説明いたします。  提案理由でありますが、市立高田東中学校移転用地造成工事変更請負契約を締結しようとするものであります。  この造成工事につきましては、平成26年3月に議会の議決をいただき、工事請負契約を締結し、施工してきたところでありますが、今般工事に一部設計変更が生じ、請負契約の一部を変更するため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  1、工事名は、市立高田東中学校移転用地造成工事。2、工事場所は、陸前高田市米崎町字和方地内ほか。3、請負者は、及常建設・山徳建設経常建設共同企業体であります。4、変更内容でありますが、変更前の契約金額4億7,520万円を4,530万600円増額し、変更後の契約金額を5億2,050万600円にしようとするものであります。  次に、変更の概要につきましてご説明いたしますので、7の2ページをお開き願います。議案第7号説明資料、変更概要であります。1、工事変更内容でありますが、敷地造成に伴う残土の搬出先の見直しによる残土処理工事の変更であります。  以上で議案第7号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今議題となっております議案第7号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第7号、市立高田東中学校移転用地造成工事変更請負契約締結についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第16 議案第8号 権利の放棄について ○議長(伊藤明彦君) 日程第16、議案第8号、権利の放棄についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎都市整備局長(山田壮史君) 議長。
    ○議長(伊藤明彦君) 都市整備局長。   (都市整備局長 山田壮史君登壇) ◎都市整備局長(山田壮史君) 議案つづりの8の1ページをお開き願います。ただ今議題となりました議案第8号、権利の放棄につきまして、命により都市整備局長からご説明をいたします。  提案理由でありますが、東日本大震災の復興事業に係る土砂仮置き場用地として活用するため、平成26年9月に議会の議決を経て、太平洋セメント株式会社が保有する福伏鉱山用地を取得するとともに、平成26年12月に同社と共同で鉱業権登録を行ったものであり、本年1月に土地及び鉱業権の市への承継手続が完了したところでありますが、鉱業権を保有し続けると事業着手などの法的な義務が課されることから、これを放棄することとし、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  放棄する権利は鉱業権で、種類は採掘権、鉱区面積は7,626アール、鉱区所在地は岩手県陸前高田市であります。  以上で議案第8号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今議題となっております議案第8号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第8号、権利の放棄についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第17 議案第9号 損害賠償の額を定め和解することについて ○議長(伊藤明彦君) 日程第17、議案第9号、損害賠償の額を定め和解することについてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎建設部長(橋本英雄君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 建設部長。    (建設部長 橋本英雄君登壇) ◎建設部長(橋本英雄君) 議案つづりの9の1ページをお開き願います。ただ今議題となりました議案第9号、損害賠償の額を定め和解することにつきまして、命により建設部長からご説明いたします。  提案理由でありますが、平成26年11月22日午後零時ごろ、市道小泉2号線において、民間自動車が路面にあいた穴ぼこに車両右前車輪を落輪し、タイヤを損傷したものであります。  本件につきまして、市側に過失があると認め、これに伴う損害賠償の額を7,000円と定め、和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。  なお、損害賠償の額につきましては、市が加入している全国市有物件災害共済会により全額補填されるものであります。  以上で議案第9号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤明彦君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 質疑なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  ただ今議題となっております議案第9号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) 討論なしと認めます。 ○議長(伊藤明彦君) これより議案第9号、損害賠償の額を定め和解することについてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第18 議案第10号 陸前高田市市民の森の指定管理者の指定について △日程第19 議案第11号 陸前高田市地域資源活用総合交流促進施設指定管理者の指定について △日程第20 議案第12号 平成26年度陸前高田市一般会計補正予算(第8号) △日程第21 議案第13号 平成26年度陸前高田市下水道事業特別会計補正予算(第4号) △日程第22 議案第14号 平成26年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) △日程第23 議案第15号 平成26年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第4号) △日程第24 議案第16号 平成26年度陸前高田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号) △日程第25 議案第17号 平成26年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) △日程第26 議案第18号 平成26年度陸前高田市介護保険特別会計補正予算(第5号) △日程第27 議案第19号 平成26年度陸前高田市水道事業会計補正予算(第4号) △日程第28 議案第20号 陸前高田市部等設置条例の一部を改正する条例 △日程第29 議案第21号 陸前高田市特別職報酬等審議会条例及び陸前高田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 △日程第30 議案第22号 陸前高田市行政手続条例の一部を改正する条例 △日程第31 議案第23号 陸前高田市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例 △日程第32 議案第24号 東日本大震災の被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例 △日程第33 議案第25号 陸前高田市介護保険条例の一部を改正する条例 △日程第34 議案第26号 陸前高田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第35 議案第27号 陸前高田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第36 議案第28号 陸前高田市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例 △日程第37 議案第29号 陸前高田市道路占用料条例及び道路法等の適用を受けない公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例 △日程第38 議案第30号 陸前高田市公民館条例の一部を改正する条例 △日程第39 議案第31号 陸前高田市消防本部及び消防署設置条例の一部を改正する条例 △日程第40 議案第32号 陸前高田市教育長の休日及び休暇並びに職務に専念する義務の特例に関する条例 △日程第41 議案第33号 陸前高田がんばっぺし応援基金条例 △日程第42 議案第34号 陸前高田市施設園芸等振興基金条例 △日程第43 議案第35号 陸前高田市市民交流プラザ条例 △日程第44 議案第36号 陸前高田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例 △日程第45 議案第37号 陸前高田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例 △日程第46 議案第38号 陸前高田市公共下水道区域外流入分担金条例 △日程第47 議案第39号 陸前高田市消防防災センター設置条例 △日程第48 議案第40号 平成27年度陸前高田市一般会計予算 △日程第49 議案第41号 平成27年度陸前高田市下水道事業特別会計予算 △日程第50 議案第42号 平成27年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第51 議案第43号 平成27年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算 △日程第52 議案第44号 平成27年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算 △日程第53 議案第45号 平成27年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算 △日程第54 議案第46号 平成27年度陸前高田市介護保険特別会計予算 △日程第55 議案第47号 平成27年度陸前高田市水道事業会計予算 ○議長(伊藤明彦君) 日程第18、議案第10号、陸前高田市市民の森の指定管理者の指定についてから日程第55、議案第47号、平成27年度陸前高田市水道事業会計予算までの執行前提案2件、補正予算案8件、条例案20件及び新年度予算案8件の計38件を一括して議題といたします。  本38件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎副市長(久保田崇君) 議長。 ○議長(伊藤明彦君) 副市長。    (副市長 久保田崇君登壇) ◎副市長(久保田崇君) ただ今議題となりました議案第10号から第47号までの議案38件につきまして、命により副市長から提案理由のご説明を申し上げます。  議案第10号及び第11号につきましては、施設の指定管理者の指定でありますが、いずれも本年度末で指定期間が満了することから、当該施設の指定管理者の指定をしようとするものでございます。  まず、議案第10号、陸前高田市市民の森の指定管理者の指定につきましては、引き続き箱根振興会を指定しようとするものでございます。  次に、議案第11号、陸前高田市地域資源活用総合交流促進施設指定管理者の指定につきましては、引き続き川の駅組合を指定しようとするものでございます。  次に、議案第12号から議案第19号までの補正予算案につきましては、主に年度末を迎えての事業費の精査に伴う補正措置をしようとするものでございます。  議案第12号、平成26年度陸前高田市一般会計補正予算(第8号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正、繰越明許費の計上、債務負担行為及び地方債の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第13号、平成26年度陸前高田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正、繰越明許費の計上及び地方債の補正をしようとするものでございます。  次に、議案第14号、平成26年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第15号、平成26年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正をしようとするものでございます。  次に、議案第16号、平成26年度陸前高田市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正及び繰越明許費の計上をしようとするものでございます。  次に、議案第17号、平成26年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でありますが、保険料収入の増に伴う広域連合納付金を計上しようとするものでございます。  次に、議案第18号、平成26年度陸前高田市介護保険特別会計補正予算(第5号)でありますが、事業費の精算等に伴う補正及び繰越明許費の計上をしようとするものでございます。  次に、議案第19号、平成26年度陸前高田市水道事業会計補正予算(第4号)でありますが、事業内容の精査に伴い、決算を見込んだ補正をしようとするものでございます。  次に、議案第20号、陸前高田市部等設置条例の一部を改正する条例でありますが、防災組織の体制強化を図るため、行政組織機構の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第21号、陸前高田市特別職報酬等審議会条例及び陸前高田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第22号、陸前高田市行政手続条例の一部を改正する条例でありますが、行政手続法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第23号、陸前高田市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例でありますが、陸前高田市コミュニティホールの整備に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第24号、東日本大震災の被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例でありますが、東日本大震災の被害者に対し、平成27年度以降においても必要な減免を行うため、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第25号、陸前高田市介護保険条例の一部を改正する条例でありますが、介護保険法の一部改正及び陸前高田市介護保険事業計画の見直しに伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第26号、陸前高田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第27号、陸前高田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第28号、陸前高田市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例でありますが、公共下水道区域外流入分担金が賦課された土地に係る受益者について受益者負担金を免除すること等に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第29号、陸前高田市道路占用料条例及び道路法等の適用を受けない公共用財産の管理に関する条例の一部を改正する条例でありますが、道路法施行令の一部改正を受け、岩手県が道路占用料徴収条例を一部改正したことに伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第30号、陸前高田市公民館条例の一部を改正する条例でありますが、陸前高田市コミュニティホールの整備並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、議案第31号、陸前高田市消防本部及び消防署設置条例の一部を改正する条例でありますが、陸前高田市消防本部及び消防署の位置を変更しようとするものでございます。  次に、議案第32号、陸前高田市教育長の休日及び休暇並びに職務に専念する義務の特例に関する条例でありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、必要な事項を定めようとするものでございます。  次に、議案第33号、陸前高田がんばっぺし応援基金条例でありますが、ふるさと納税の再開にあたり、陸前高田市を応援しようとする個人または法人、その他団体から寄せられる寄附金を活用し、魅力あるふるさとづくりを推進するため、陸前高田がんばっぺし応援基金を設置しようとするものでございます。  次に、議案第34号、陸前高田市施設園芸等振興基金条例でありますが、施設園芸の推進等、農業の振興を図るための事業に要する経費の財源に充てるため、陸前高田市施設園芸等振興基金を設置しようとするものでございます。  次に、議案第35号、陸前高田市市民交流プラザ条例でありますが、陸前高田市市民交流プラザの設置に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。  次に、議案第36号、陸前高田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例でありますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による介護保険法の一部改正に伴い、陸前高田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定めようとするものでございます。  次に、議案第37号、陸前高田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例でありますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による介護保険法の一部改正に伴い、陸前高田市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定めようとするものでございます。  次に、議案第38号、陸前高田市公共下水道区域外流入分担金条例でありますが、公共下水道事業に要する費用の一部に充てるため、徴収する分担金に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。  次に、議案第39号、陸前高田市消防防災センター設置条例でありますが、陸前高田市消防防災センターの設置に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。  次に、議案第40号から議案第47号までの8件は、平成27年度の各会計予算案でございます。  まず、議案第40号、平成27年度陸前高田市一般会計予算でありますが、一日も早い復興を最優先課題として予算編成に努めたところであり、結果、昨年、一昨年に引き続き1,000億円を超える1,195億2,000万円を措置したものでございます。  次に、議案第41号、平成27年度陸前高田市下水道事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費、施設整備費及び災害復旧費等で6億5,669万円を措置したものでございます。  次に、議案第42号、平成27年度陸前高田市農業集落排水事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費等で6,346万7,000円を措置したものでございます。  次に、議案第43号、平成27年度陸前高田市漁業集落排水事業特別会計予算でありますが、施設の維持管理費等で6,972万5,000円を措置したものでございます。  次に、議案第44号、平成27年度陸前高田市国民健康保険特別会計予算でありますが、事業勘定におきましては、国民健康保険の運営経費等で33億730万3,000円を措置し、診療施設勘定では二又及び広田診療所の運営費等で2億4,401万8,000円を措置したものでございます。  次に、議案第45号、平成27年度陸前高田市後期高齢者医療特別会計予算でありますが、後期高齢者医療に係る運営費で2億1,400万7,000円を措置したところでございます。  次に、議案第46号、平成27年度陸前高田市介護保険特別会計予算でありますが、保険事業勘定では介護保険の運営費で26億2,609万円を措置し、介護サービス事業勘定では介護予防支援事業費等で1,172万5,000円を措置したところでございます。  次に、議案第47号、平成27年度陸前高田市水道事業会計予算でありますが、収益的収支においては、収入で5億2,335万7,000円、支出で5億1,821万3,000円としております。資本的収支では、市内配水管布設替工事、水道施設整備工事等を行うこととしており、収入で8億5,211万4,000円、支出で9億7,980万1,000円となり、収入が支出に対して不足する額1億2,768万7,000円については、当年度分損益勘定留保資金等で補填しようとするものでございます。  以上、提案理由の概要を申し上げましたが、これらの議案の細部につきましては、審議に際しまして関係部課長等をして説明いたさせますので、何とぞ慎重にご審議の上、ご賛同くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(伊藤明彦君) ただ今議題となっております議案第10号、陸前高田市市民の森の指定管理者の指定についてから議案第47号、平成27年度陸前高田市水道事業会計予算までの執行前提案2件、補正予算案8件、条例案20件及び新年度予算案8件の計38件については、議事の順序を省略してお諮りいたします。  本38件については、議長を除く議員全員をもって構成する予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本38件については、予算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) ただ今設置されました予算等特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く議員全員を指名いたします。 ○議長(伊藤明彦君) 予算等特別委員会の正副委員長互選のため、同委員会を来る3月5日、本会議散会後この議場に招集いたします。 △日程第56 請願第1号 被災者生活再建支援制度の拡充について ○議長(伊藤明彦君) 日程第56、請願第1号、被災者生活再建支援制度の拡充についてを議題といたします。 ○議長(伊藤明彦君) お諮りいたします。  本件については、議事の順序を省略し、直ちに請願文書表に記載のとおり、教育民生常任委員会に付託の上、審査いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(伊藤明彦君) ご異議なしと認めます。  よって、本件については請願文書表に記載のとおり、教育民生常任委員会に付託の上、審査することに決しました。 ○議長(伊藤明彦君) この際、ご連絡いたします。  明2月26日から3月2日までは休会、3日から5日は一般質問を行います。 ○議長(伊藤明彦君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後 1時37分 散   会...